2024-07-18

島根県産サザエに日本海での海水浴を思う

私は、魚を見るのも食するのも好き。子供の頃は、大人になったら漁師になるだろうと言われて育つ。

山形SCでの業務が終わると魚屋さんでウオの顔を眺めるのが日課。先日、魚屋さんで島根県産サザエを発見し、子供の頃の海水浴を思い出す。本日は、それを少し記します。


私が生まれ育った故郷は、日本で13番目の長さの江の川の中流域。小学生の夏休みは、毎年、体が真っ黒になるほど、江の川で遊ぶ。水泳は勿論、魚とりや野球で夕方になるまで遊ぶ。江の川の「河童」。

そんな子供時代の楽しみの一つが、夏休み家族そろっての海水浴。海水浴の臨時列車、蒸気機関車D51に乗って集落の人と一緒に日本海での海水浴。

海水浴、海で泳ぐのも楽しみだが、ハマグリやサザエ等を取るのも楽しみ。昭和30年代、当時は、海での魚介類の捕獲は禁止されていなく、我が家の3兄弟は岩場でサザエや砂場でハマグリ取りに夢中。

岩場には、奇麗な魚も多くワカメがユラユラゆれ、見飽きない景色。日本海の透明度は高く、5m位の水深だと海面から海底が奇麗に見渡せる。

サザエは、岩場の窪みに入っているので、5mの水深を潜り、窪みをひとつ一つチェックして探す。サザエを発見した時の喜びは格別。発見したら一度浮上して息継ぎをし、再度潜って一気に岩から引き離す。

生き物を捕獲して食するのは動物の本能のように思う。

ハマグリは、海水が胸くらいの水深場所の砂場で足を砂の中で攪拌。ハマグリが足に当たると潜って獲得。これも結構面白くて夢中になる。

獲ったサザエやハマグリは、その日に炭火の七輪で焼き、醬油を流して食する。焼きたてのサザエやハマグリの味は格別。

庄内に移住して子供たちが小さいときは、よく湯の浜に海水浴に行ったが、もっぱら子供たちと一緒に海水浴や日光浴を楽しむ。

先日、家内と庄内浜をドライブして子供たちとの海水浴を思い出す。「光陰矢の如し」、月日の経つ速さを感じる。

魚屋さんで島根県産サザエを発見し、子供の頃の日本海での海水浴を思い出す。昭和30年代、お金もなく、物もなかったが、多くの仲間と一緒に色々と工夫し、楽しい日々を過ごす。子供達は皆元気で、野外遊びを楽しむ野人だった。懐かしい。

『いまを大切に』(平澤 興 一日一言)

「今日一日の実行こそが人生のすべてです。それ以上のことはできない」。

『いまを大切に』、重要に思います。