「男子厨房に入らず」。どこかで聞いた言葉です。昨年12月から「男子厨房に入っています」。これまでの半年間で約20種類の料理を作りました。本日は、「男の料理」とその楽しみを少し紹介します。
「我が社」、土日に面接授業があり、ほとんど出勤。定休日は月曜日。毎月曜日は家族に「男の料理」の希望を聞き、それに応えています。
料理を作る参考書は『男の料理術』の本ですが、インターネットを活用し、料理の作り方も学んでいます。便利な世の中です。
「男の料理」、私が名前も味も知らないイタリア料理、ラザニアにも家族の希望に応えて挑戦。さらに、ハンバーグ、ふわとろオムライス、茶碗蒸し、五目おこわ、八宝菜、メバルの煮つけ、サクサク天ぷら等々。
色々な料理に楽しく挑戦しています。
現在では、料理の作り方がネットで動画配信されていますので、これは本で学ぶより便利で参考になります。動画で料理作りを見てレシピを印刷すれば、大体の料理は作れそうな気がします。
一方、これらを参考にしたレシピは、2人分が基本。我が家では6人分か8人分を作ることが多く、食材や調味料の分量が問題。今のところ2人分の量を3倍か4倍にして対応しています。
これまで半年間の経験で水を加える料理では、水の量が要注意であることを学習。前述のようにレシピでは、2人分が基本なので、3倍か4倍の水を加える必要があります。
これが曲者。水が多すぎることがある。これは教訓です。水分量は、3倍か4倍を一気に注がず、少なめの水を注いで様子を見るのがコツ。失敗して学ぶのは、専門の実験と似ています。
男の料理を作り始めてから居酒屋や割烹等での料理を見る目が少し変わりました。「料理人の目」で見ています。学びです。参考になります。
『男の料理』を作っていると、子供の頃の我が家の夕食作りが蘇ります。共働きの両親は、安いトリスウイスキーでロックを作り、一つのコップでチビリちびり遣り楽しそうに夕食を作っていました。
私の『男の料理』、両親の遺伝子を引き継ぎ、ウイスキーのロックを遣りながら作ります。
「男の料理を作る」のが目的なのか、「チビリちびり遣る」のが目的か定かではありません。両方を楽しんでいます。第二の人生、休日には『男の料理』を楽しく作る。楽しみが一つ増えました。人生二度なし、楽しみ重要に思います。
『笑いと成長』(平澤 興 一日一言)
「ある人が申しました。どこまで笑って暮らせるかということで、その人の人間としての成長がわかると」。
「ある人は80のところでもう怒ってしまう、ある人は70のところでへこたれてしまう、ある人は95くらいのところまでは我慢できる等々です」。
「どこまで我慢できるか、どこまで心の平和を保つことができるかというような高さが、その度盛りが、人間の成長度を示す」。
「どこまで我慢できるか、どこまで心の平和を保つことができるか」、簡単なようでそうでもないと思います。『笑いと成長』、胆に銘じます。