2021-07-31

趣味の農業、「「若竹」ポップコーン」編

趣味の農業、今年も安田農園、約30種の野菜を栽培。朝5時過ぎから8時までは、朝農業の時間。タップリ汗をかき、スクスク育つ野菜から元気をもらっています。

今年初めて栽培したのは、「トラマメ」等5種類の野菜。「トラマメ」、豆にトラの模様があるのが名前の由来。煮豆の王様で煮豆が絶品。トラマメ、豊作。煮豆が楽しみです。

多くの方は、ポップコーンを食されたでしょう。しかし、栽培された方は少ないと思います。

安田農園、昨年、育苗担当の長女が、スイートコーンとポップコーンの種を購入。早速播種して、苗を畑に移植。スイートコーンは、すぐに実がなり美味しく食しました。

しかし、ポップコーンは「若竹」のようにドンドン茎が伸長。しかし、一向に結実する気配なし。

どうなるかと心配しましたが、「若竹」のように伸びた茎に2つ結実。乾燥させフライパンで炒めると、それは美味しいポップコーン。

近所の農家の方もポップコーンの栽培経験はなく、お裾分けを喜ばれました。

昨年は、スイートコーンも栽培し、スイートコーン、ポップコーン、混血スイートコーンと3種類の実を収穫。前2者は申し分ありませんが、後者の混血、味は今一つ。スイートコーンが甘くありません。

その教訓とポップコーンの美味しさに味を占め、今年はポップコーンのみ300本移植。今、「若竹」、スクスクと伸びています。

すでに4m近くある「若竹」もあります。しかし、茎ごとの結実は2つ。茎や葉の生物体量は、とても大きいのですが、実は2個。


実を収穫した後の茎や葉を棄てるのがもったいない。それらをバイオマス資源に使えたらと考えています。

暑い中、元気にスクスクと伸びる「若竹」に生きる力をもらっています。日々生育するって良いですね。ポップコーンに感謝です。

『肉体の成長と心の成長』(平澤 興 一日一言)

「有難いことである。今日もまた、我々は全宇宙最高の心を持つ人間として生きることを許されている」。

「肉体の成長は20歳くらいで終わるが、心の成長は覚悟次第では命の限りつづくのが、人間の最大の特長である。我々は、この人間の特長を十分意識して、伸びられるだけ伸びたいものだ」。

『肉体の成長と心の成長』、「若竹ポップコーン」のように、心もグングン成長したいものです。

2021-07-29

ブログ開設一周年、「楽しみを継続」

 「積み重ねがもたらす結果は、私自身も実感しています。「日々発見、日々感動」をモットーとして毎日発信している1400字程度のデイリーメッセージは、30年前に書き始めて以来、一日たりとも休んでいません」。

「日々私が感じた学びを綴ったものですが、たったそれだけでも一つ事を積み重ねたことで、人生が豊かになったと心から実感しています」。

「「一つを励めば、すべてが変わる」、他ならぬ、これは私の実感です。30年も続けると、デイリーメッセージが無限の可能性をひらいてくれました」。

「漫然と生きているだけでは、メッセージに書くネタがありませんので、人の話を聞いても電車に乗っても、朝起きて夜寝るまで、普段の生活が全てネタ探し。おかげで真剣に生きられるようになったのです」。

これは『致知2021年8月号、特集:積み重ね 積み重ねても また積み重ね』に掲載された、志ネットワーク「青年塾」代表、上甲晃さんの「運命をひらく:人生の“合い言葉”」の一部抜粋。

上甲さんは、大学卒業後、松下電器産業に入社し、松下幸之助社長から「生き方」を学ばれたそうです。

2020年7月28日に始めた『山形SC所長の山桜庵』、昨日で1年経過。181回の公開。1年がアッと言う間に過ぎました。この1年間、2日に一度の『山桜庵』の公開を楽しみました。

上甲さんの30年に比べれば、まだ1年、足下にもおよびません。

しかし、「漫然と生きているだけでは、メッセージに書くネタがありませんので、人の話を聞いても電車に乗っても、朝起きて夜寝るまで、普段の生活が全てネタ探し」の記述には、思わず「ニヤリ」です。それよく分かります。

上甲さん、毎日、発信。それを30年以上継続、驚きです。凄い!!

「ブログ書き」、色々と勉強と刺激になります。「文章は、簡潔で分かりやすく、読者に関心を持って貰うように書く」がモットーです。しかし、このモットー簡単ではありません。

また、ブログ作成のため色々と調べます。学びです。今まで写真撮影の経験は、ほとんどなしでしたが今、スマホは常に携帯。何時でも撮影。ブログ作成で日常生活が少し変わりました。

「ブログ書き」、経験がないことへの挑戦、良いです。ブログを立ち上げてくれた、「友人」に感謝。

我が『山桜庵』、この1年、毎日、30件程度のアクセス、時々100件近くなります。読者の方々のアクセス件数が励みです。

『山桜庵』、1年経過し、次の2年間の継続を目指してブログを楽しみます。読者の皆さんに感謝。これからの1年もよろしくお願いします。

『人生をものにする』(平澤 興 一日一言)

「何よりも大切なことは、あくまでも自己との約束を守り、一度やろうと決心したことは必ずやり通し、決して自己を欺かぬことである。これさえできるようになれば、もう人生は自分のものである」。

「自己との約束を守る」、簡単なようで、そうでもないです。心にしみる箴言。

2021-07-27

炎天下、中学生軟式野球審判員

鶴岡、快晴、最高気温33度。暑いです。土曜日、久しぶりの週休。安岡先生と平澤先生の書を読み、ブログを書き始めたら携帯電話が鳴りました。

「第一試合の審判の方が、炎天下の審判で具合が悪くなり、第二試合の審判は難しい。審判を探しているので、父さん審判に来て下さい」と、家内から電話。

野球経験のない中2の次男が、中学校に入り野球部に入部。初心者ながら、野球を楽しみ、日々の練習で真っ黒に日焼け。

元野球少年の私は、時々、次男とキャッチボールやバッティングセンターでのバッティング練習を楽しんでいました。

お世話になっている野球部、「こりゃ、審判に行かねばなるまい」と決断。しかし審判経験はなし。第二試合開始まで約1時間。

早速、ネット、「少年野球審判講習講座」を見て予習。一塁、二塁、三塁塁審のポイントを30分で学習。とても参考になりました。有り難い。

塁審のポイントを頭に入れ、炎天下33度の灼熱グランドに「イザ出陣」。

我が家、5人の子供がいますが、私は、「悪いオヤジ」で、学校行事には、ほぼノータッチ。「月月火水木金金」の研究生活、「母子家庭」。次男は友達から「お父さんいるの」と言われたとか。

我が家から10分、中学校のグラウンドに到着。2年生の新チームから次男は、キャッチャー。ポジション決定後、約2週間で本日の練習試合。

グランド脇を通る時、ピッチャーがキャッチャーとピッチング練習。次男が「やあ、父さん」と片手を挙げて一言。ピッチャーが「お父さん?」と聞くと、次男が嬉しそうに「そう」と返事。

炎天下、12時20分から2時間、一塁塁審を楽しみました。イヤー暑い、焦げました。子供達は暑い中、2試合の練習試合。中学生よくやっています。感心、感心。元気もらいました。久しぶりの野球、いいです。

炎天下の練習試合、小学生の時の野球少年に戻りました。

来年6月、3年生最後の試合まで、塁審の機会が増えそうです。これで長年の「母子家庭」、解消かもしれません。野球部の中学生や関係各位に感謝です。

『親を見れば』(安岡正篤 一日一言)

「春早々あまり好い話ではないが、狂歌好きの中学校の先生が生徒に狂歌を教えて各自に作らせてみたものを一冊の単行本にして世に出したことがある。題して曰く、『親を見りゃボクの将来知れたもの』」。

「その中にこんなのがある」。

「人なみに叱られてみたい時もある 俺の親父は俺がこわいか(中二男)」

「家庭とは父きびしくて母やさし それで好いのだうちは違うが(中二男)」

「心からすがりつこうとする時に いつも父さん逃げてしまうよ(中一女)」

「あんな人選んじゃだめよあなたはネ 体験がにじむ母の口癖(中一女)」

「哀しさは勤めに出てのたまにする 母の話題のそのくだらなさ(中三男)」

「みんなだめ顔とげとげでいらいらで 他人みたいなわが家一族(中三女)」

「どれも痛いほど現実をつかんでおる。道は近くに在りの痛切な一例ではないか」。

『親を見れば』、ウムムムム。「悪いオヤジ」、反省です。

2021-07-25

東京オリンピック2020、感動を再び

7月23日夜、東京オリンピック2020開会式。待ちに待った東京オリンピック。無観客の会場がほとんどで寂しくはありますが、暑い夏、各国の代表選手の競技に熱い声援を送りたいと思います。

今から57年前、東京オリンピック1964がアジアで初めて東京で開催。私は、当時、小学4年生。

全校生徒200人、島根の田舎の小さな小学校。講堂に白黒テレビを置き、生徒が全員集合して「ニッポン」を応援しました。

「私達が生きている間に再びオリンピックが日本で開催されることはない。皆さんしっかり応援して下さい」との校長先生の挨拶。皆で一所懸命応援しました。

まずは、重量挙げの三宅義信選手が金メダル。バーベルが持ち上がった時、感動の一瞬。今でも鮮やかに記憶に残っています。

日本は体操が強く、男子団体優勝と個人総合で遠藤幸雄選手が金メダル。さらに女子の体操では、チェコのチャスフラフスカ選手の素晴らしい演技。忘れません。

マラソンで優勝したエチオピアのアベベ選手や銅メダルの円谷選手。国立競技場に2番手で姿を現した円谷選手とヒートリー選手(英国)とのデッドヒート。円谷選手は惜しくも銅メダル。大健闘です。

極めつけは、女子バレーボール。「東洋の魔女」と大松監督。「鬼の大松」と呼ばれ、徹底した厳しい練習で選手を鍛え東京オリンピック金メダル。多くの日本国民に感動を与えてくれました。

東京オリンピック2020。オリンピック1964の時にはなかった多くの競技もあります。野球、女子ソフト、ゴルフ、テニス、男女のサッカー等々。

暑い夏、新たな感動を楽しみにしています。これからの2週間は、オリンピック観戦に燃えたいと思います。スポーツ、オリンピック、良いです。

オリンピックの関係者や選手の皆さんに感謝です。「ガンバレ、ニッポン」。

『感激の生活』(安岡正篤 一日一言)

「吾々の一番悪いこと、不健康、早く老いることの原因は、肉体より精神にあります。精神に感激性のなくなることにあります」。

「物に感じなくなる、身辺の雑事、日常の俗務以外に感じなくなる。向上の大事に感激性を有(も)たなくなる、これが一番いけません」。

「無心無欲はそういう感激の生活から来るもので、低俗な雑駁から解脱することに外なりません」。

東京オリンピック2020を観戦し、『感激の生活』を楽しみます。

2021-07-23

新着図書紹介、『安岡正篤活学選集』前編

毎年12月、放送大学附属図書館長から学習センター所長に「本部図書館に配置する図書」の推薦依頼があります。

これは、「多様な専門領域に拡がる学習センター所長の叡智を本部図書館の蔵書構成に活かすため、本部図書館への配置を希望する図書について推薦する制度」です。

今回の依頼では、私だけでなく、客員教員や事務職員の方々にも推薦をお願いし、図書を決定。そして、7月中旬、その推薦図書が全て届きました

「環境関係」、「哲学関係」、「情報関係」、「人間学関係」等々、興味ある図書です。

私が推薦した図書は、「人間学関係」の『安岡正篤活学選集 全10巻』、『平澤興講話選集 生きる力 全5巻』、森信三著『幻の講話集 全5巻』等々。本日は、安岡先生の著書を少し紹介します。本日は、前編。

『致知出版社、安岡正篤活学選集 全10巻刊行に寄せて』に、郷学研究所 安岡正篤記念館所長・副理事長 荒井 桂氏が「各巻の解説」を記しています。そこからの抜粋です。

『第1巻:人物を修める』。「昭和52年、住友銀行の幹部の教養を高めるべく、安岡先生に懇請―10回にわたり行われた講座を一冊にまとめたもの」。

「安岡教学の真髄が盛り込まれ、儒教、仏教、老荘思想を総ざらえしながら、人はいかに人物を修めたらよいかを説いている」。

『第2巻:先哲講座』。「近畿鉄道株式会社の懇請に応じ、昭和41年以来14年にわたり幹部社員に対する講義を続けられ、その中から6年分の内容を収録」。

「安岡先生の講義は「遊講」と呼ばれ、東西古今の先哲について、説き来たり、説き去って悠游自適、大河の趣きがあったという。本書はその典型とも言える一書」。

『第3巻:易と人生哲学』。「近畿日本鉄道株式会社の要請に応じ、その幹部教育の講師として講じられたもののうち、『易経』入門の手引きとして講じた講義録」。

「四書五経の経書の中でも、最も難解な書とされる『易経』を、安岡先生がその造詣を傾けて講義された貴重な記録」。

『第4巻:呻吟語を読む』。「昭和46年に全国師友協会主催の照心講座において連続講義された講録。『呻吟語』は、明末の大儒、呂新吾先生の語録」。

「全部で17章、1976条からなる浩瀚な大著。本書は、安岡先生がその中から現代人にとって最も適切と思われるものを抄出されて講義されたもの」。

『第5巻:立命の書「陰騭録」を読む』。「人生には、宿命、運命、立命がある。いかにして人生を立命となすか。その極意を説いたのが、「陰騭録(いんしつろく)」にほかならない」。

「陰騭録を一貫しているものは、人間は、運命とか宿命というものを、自らの道徳的努力によって、立命に転換してゆくことができるという思想である」。

私は、毎日、爽やかで静かな早朝、『安岡正篤活学選集』を読み今、『第6巻:経世瑣言(総編)』を読了。早朝、安岡先生の書を読むと、心が爽やかになり、落ち着くように思います。安岡先生に感謝です。

『日用心法:後編』(安岡正篤 一日一言)

「第九、現在の仕事は自分の生涯の仕事とするに足りるか。第十、仮に自分の仕事がどうしても自分に合わぬ、自分の生活が退屈であるとすれば、自分の満足は何によって得るか」。

「第十一、自分が絶えず追求する明確な問題を持っているか。第十二、自分は人に対して親切か、誠実か。

 第十三、自分は人格の向上に資するような教養に努めているか」。

「第十四、特に何か知識技術を修めているか。第十五、自分は何か信仰・信念・哲学を持っているか」。

『日用心法:後編』、心に留めて生活したいと思います。

2021-07-21

趣味の農業、「奇跡のスモモ」編

14年前、松ヶ岡に引っ越した7月、我が家の裏のスモモ園。大きな木が10本、枝もたわわに美しいスモモが実り、大収穫。スモモは簡単に栽培できると思いました。これは大きな誤解だと、翌年、判明。


一般に果樹は、病気や害虫の防除のため多数回の農薬散布。我が家の「スモモ君」、翌年以降は、春先に1回、「農場」の方が、スモモに農薬散布。スモモ園で病気やショウジョウバエ類を発見。果樹の病害虫は、頻繁な薬剤散布により防除が可能なことを実感。

かつて山形大の学生諸君が、作物の害虫、アブラムシを天敵で防除する生物防除の研究を学会で発表。博士号を取得した研究室の元教授、農薬学が専門の大先生を発表会場で発見。

発表後、お会いすると「安田君、君は役に立たない生物防除の研究を、まだやっとるのか。農薬を使いなさい、農薬を。簡単なことやないか」と一言。その助言を思い出しました。

無農薬でリンゴを栽培する「奇跡のリンゴ」を出版された青森の木村さん。そのリンゴ園を10年前に見学。無農薬での果樹栽培の難しさを感じました。

一昨年、我がスモモ園のスモモ10本を伐採。畑周辺の3本、さらに我が家から離れた畑周辺3本のスモモだけを存続。そして、無農薬での栽培を開始。

まずは、しっかり剪定して枝の本数を少なくし、風通しのよい環境作り。今年、スモモ「いい感じ」に実りました

かつて、山形県園芸試験場の研究員の方と「オウトウ(サクランボ)ショウジョウバエの誘因に関する研究」に従事。

落下した腐敗サクランボが多いとショウジョウバエの誘因源になり、ショウジョウバエが多くなる。来年は、スモモの腐敗果実は落下させず、除去してショウジョウバエの発生を軽減。ブドウのように集団で結実したスモモを回避するためしっかりと摘果、さらなる剪定の工夫等々、色々なアイデアが湧きます。

そして、無農薬で美味しく綺麗なスモモの収穫を目指し、来年は少しスモモとの付き合いを「密」にする予定です。

山形大に赴任した30年前、初めて指導した修士の元学生さんが、山梨県農業試験場で活躍し「育てて楽しむスモモ」を出版。一昨年贈ってくれました。

今、その本を再読中。来年はスモモに少し手間をかけ、きめ細やかな対応で、今年よりさらに進化したスモモ栽培の予定。「奇跡のスモモ」、目指します。今から来年の栽培が楽しみです。幾つになっても挑戦、楽しいです。

『挑戦する』(平澤 興 一日一言)

「自己に与えられた無限の可能性に挑戦することこそ、最大の人間的な生き方であろう」。

『挑戦する』、いいですね。

2021-07-19

「放送大学紹介の旅」、7月上旬病院編

山形県7月16日に梅雨明け宣言。山形市は、連日36度の晴天、暑いです。山形市の気温は、鶴岡市と比較し、4度は高い。朝、鶴岡市からバスに乗り山形駅前で下車すると、肌が焼け付きそうな暑さです。

夏は、暑いのに限ります。暑さから元気をもらい日々を過ごします。暑さも一瞬。

放送大学は今、2021年度2学期(10月入学)学生募集中。出願期間は、6月10日から9月14日まで。7月、8月は、「放送大学紹介の旅」。県内の関係機関を楽しく訪問。今回は、『7月上旬病院編』。

放送大学職業別学生数の第1位は、会社員等。第2位は、看護師です。

7月上旬、病院長が知り合いの山形市内の病院を訪問。訪問前の準備として6種類の資料の入ったファイルを作成し、表に『看護師の皆さんへの放送大学の特徴』『6つの資料の要点』を記す。

『看護師の皆さんへの放送大学の特徴』は、「放送大学は、「何時でも、何処でも、誰でも学べる」、文科省の通信制大学です」。「最短2年で大学卒業を目指せ(3年次編入)、授業料は、2年間で約37万円」。

「2つの学士、教養と看護学の学位や、修士及び博士の学位取得も可能です」。「入学は、1年に2回、4月と10月です。2021年度10月入学出願受付中。6月10日から9月14日までです」。

「入学料(全科履修生)は、24,000円、授業料は、1科目、2単位、11,000円です」。

『6つの資料』は、「1.看護師等は、学生数で2番目:山形県70人が学生として今、学習(資料1)。入学目的は、学位取得が55 %」

「2.放送大学×看護師、5つのメリット:最短2年で大学卒業資格(資料2)」。「3.大卒と看護学の学位取得のコツ、教えます(資料3)」。「4.看護師の方へ(資料4)」。


「5.学士(看護学)の取得を目指す方へ(資料5)」。「6.放送大学ってこんな大学:放送大学の紹介(資料6)」


病院訪問では、まず、病院長に挨拶。そして看護部長さんに『看護師の皆さんへの放送大学の特徴』を簡潔に紹介し、『6つの資料』からその特徴を示す。最後に同行の職員の方から補足の説明。

「紹介業務」が終われば、病院長と少し四方山話。多面的な情報及び意見交換。楽しく実りあるひと時。

「縁」、有難いと思います。病院長や看護部長さんに感謝です。

『日用心法』(安岡正篤 一日一言)

「第一、毎日の飲食を適正にやっているか。第二、毎晩よく眠れるか。第三、自分の心身に影響を与えているような悪習慣はないか。第四、適当な運動をしているか」。

「第五、日常生活上の出来事に一喜一憂しやすくないか。第六、精神的動揺があっても、仕事は平常どおり続け得るか。第七、毎日の仕事に打ち込んでいるか。第八、自分は仕事にどれだけ有能か、自分は仕事に適するか」。

心身ともに健康での日常生活、重要に思います。それには『日用心法』、役立ちます。


2021-07-17

お盆の墓掃除、お盆の思い出

松ヶ岡に移住した14年前、松ヶ岡の理事長さんから「安田さん、松ヶ岡の共同墓地に1ヶ所空きがあるけど、墓は必要かね」と聞かれました。

「はい、松ヶ岡に骨を埋める予定ですので、墓があれば有難いです」と返事しました。その時から、松ヶ岡、安田家墓所の草刈りを年に3回程度実施。

鶴岡市のお盆は7月中旬。先日も、草刈り七つ道具を持参し「朝飯前の一仕事」に安田家墓所の草刈り、いい汗流しました。



草刈りが終わり、木陰でボーっとしていると、昭和30年代、島根の田舎、我が故郷のお盆を思い出しました。少し紹介します。

お盆には、何時も父の6人の兄弟姉妹が配偶者と一緒に安田本家、我が家の墓参りに参集。お盆前の子供の仕事は、仏壇前の提灯出し。

午前の墓参りが終われば、男衆は、昼からビールを飲み高校野球の観戦。そして、ポツリポツリと四方山話。女衆は、1年間の近況報告や雑多な話。賑やかに話に花が咲く。

酔いが回ってくると、手拍子での「歌合戦」。まずは、島根民謡の十八番(おはこ)、「安来節」。さらに、鳥取民謡、「貝殻節」等々。子供は、知らず知らずのうちに民謡を覚え、文化が継承されます。

一年に一度、親族が集まり、先祖を思い出しながらの近況報告や「歌合戦」。良いです。

夕方になると我が家の前にある福泉寺で1時間程度、住職さんからお盆の法話や説教。お寺から太鼓の音が聞こえてくると説教が終わり、盆踊りが始まる合図。そして、盆踊りの開始。

福泉寺の30m×20mの境内の中心に櫓(やぐら)。櫓の上には、盆踊りの唄を歌う「口説き手」と太鼓をたたく「叩き手」。この「口説き」を聞きながら櫓を中心に三重の輪を作り「踊り子」が踊る。

踊り子は「♪さあ、よーいやなあー、よーいやな♪」、「♪さあ、よいやせ、こうりゃせ♪」と、この合いの手を交互に入れて踊る。

昭和30年代、約50戸、300名の我が集落。生活は豊かではありませんでしたが、住民の結束があり、温もりがありました。そして、元気と活気がありました。

8月14、15、16日の3日間の盆踊り。毎年、最終日の16日は、夜11時に踊りが終了しても、若い踊り子は帰宅せず、自ら「口説き」を唄い、夜遅くまで踊っていました。

電話もなく、物もない、あまり文明を感じない時代の我が田舎。しかし、不便さは感じませんでした。今は、多くの物に依存した生活、それらが故障すると不便さを感じます。

物が多くなく物に依存しない生活も良いことかな、とフト思いました。「終活」として「断捨離」を始めています。

「お盆の思い出」、昭和、懐かしい子供の頃を思い出しました。

『自然に還れ、根本に還れ、精神に還れ』(安岡正篤:一日一言)

「生き方を考える上で、特に取り上げたいことは三つの点(三原則)です。その第一は自然に還れ、第二は根本に還れ、第三は精神に還れということです」。

「自然に還れ。産業でも人工的なものほど発達した産業と考えてきたが、これからはもっと自然を尊重すべきである。人工の都市の中に住むと人間がだめになる」。

「人間が発達し本当の文明を作り上げようとするならば、自然の理法に従わなければならない」。

「その次が根本に還れである。人間が発達させてきた文明が、現代になって、おそろしく枝葉末節に走ってきた。一つの花を咲かせ一つの実を成らせるようなことばかりに馳せてしまった。いわゆる抹消化である」。

「根本からだんだん離れてきた。抹消化が、移ろい易く滅び易いことはいうまでもない。花や実を本当に栄えさせるものは、実は根本を養うことである」。

「自然に還れ、根本に還れとなると、人間にとって何が一番自然であり根本であるか。それは結局精神である。心である。心の学問、精神の修養ということである」。

「近代文明をこのままにすると人間は心を失う、魂を失う。人工的になると本に還ることは難しい。どのように癒すかといえば、生活や飲食物そういう日常生活を自然に還らせる以外にない」。

「生命を根本に還らせる。最近、社会的犯罪などが多発している。これらを本当に解決しようとしたら文明、人間生活、民族、個人の生活を、少なくとも三原則に戻すことに努力するほかない」。

『自然に還れ、根本に還れ、精神に還れ』、何回読んでも身にしみます。心にとどめておきたい箴言です。