先日、6月18日は、「父の日」。日本で「父の日」が普及し始めたのは1980年代とのこと。私が子供の頃は、「母の日」の記憶はありますが、「父の日」の記憶は定かでありません。
本日は、我が家の「父の日」について少し記します。親馬鹿ブログです。
「父の日」には、子供達が寄せ書きしたカードを贈ってくれます。
大学教員時代の私は、家庭や家族を顧みず、土日も大学に出かけ、我が家は、母親と子供達の「母子家庭」。長男が小学生の時、友人が「お父さん、いるの?」と聞いたとか。
5人の子供達、入学式や卒業式の機会は数多くありましたが、ほとんど家内が出席。授業参観も同様でした。
子供達と濃密に過ごした思い出は、ほとんどありませんが、何となく父親の背中(?)を見ていたようです。
今年のプレゼントは、「手作りの水筒、山桜」と私の出身地「山陰」の名で鳥取県生産、「特別ウヰスキー、山陰」。さらに福袋一杯の「おつまみ」等々。
水筒には、私の関連物品、テニスラケット、ボディビルのバーベル、男の料理のエプロン、散歩の友「忠犬、クニオ」、今年の栽培野菜等々が賑やかに貼り付いています。
今年の子供達の寄せ書き、私へのキーワードは、「情熱、夢、楽しみの発見とその継続、賑やかな家庭」。
親馬鹿な親父が文章にすると、「父は、今なお情熱を持って夢を描き、楽しみを見つけてそれを継続。そして、賑やかな家庭を作る」。
子供達の寄せ書きから成長している子供達を感じます。親父も成長せねばと思います。刺激と元気を与えてくれる子供達。
「2023年6月18日、「父の日」の思い出」。「父の日」、いいですね。子供達に感謝です。
『人間の成長・家庭の力』(安岡正篤 一日一言)
「人間は、妻子を持ち、友を知り、多くの人と交わり、ある程度の年齢に達して、ようやく本当の意味での学問・求道ということがわかり始めます」。
「家庭というものは全く人間生活の基礎であり民族興亡の依所でありますから、これを出来るだけ正しく、美しく、力強くしてゆかねばなりません」。
「その為には、なるべく家族水入らずの気安さ、子ぢんまりとした手入れのとどく住宅、決して贅沢ではない衣食、静かで、考える余裕のある生活、濫(みだり)にならぬ社交が必要であります」。
「家庭を失いますと、人は群衆の中にさまよわねばなりません。群衆の世界は、非人間的世界です。人は群衆の中で却って孤独に襲われ、癒やされることのない疲労を得るのです」。
「これに反して良い家庭ほど人を落ち着かせ、人を救うものはありません」。
今までも、今も、これからも『家庭の力』、重要に思います。