2024-06-19

「父の日」、子供達との楽しい思い出

先日、6月16日は、「父の日」。日本で「父の日」が普及し始めたのは1980年代とのこと。私が子供の頃は、「母の日」の記憶はありますが、「父の日」の記憶はなし。

本日は、我が家の「父の日」、「「父の日」、子供達との楽しい思い出」について一部再掲も含め、少し記します。親馬鹿ブログです。

大学教員時代の私は、家庭や家族を顧みず、土日も大学に出かけ、我が家は、母親と子供達の「母子家庭」。長男が小学生の時、友人が「お父さん、いるの?」と聞いたとか。

5人の子供達、入学式や卒業式の機会は数多くありましたが、ほとんど家内が出席。授業参観も同様。

子供達と濃密に過ごした思い出は、ほとんどありません。しかし、私が提案した家族行事も一つあり。

それは、4人の子供たちが小学生の頃(当時、年の離れた次男は、いない)、水曜日の夕方は家族で赤川グランドに行き、皆でグランドを3周するマラソン大会。

家族で歩いてグランドに行き、帰りは、夕陽を見て、四方山話をしながら帰宅。何故か私の記憶に鮮明に残る。


また、家内の提案で1ヶ月に一度の山登り。これも色々なことがあり、記憶に残る行事。この山登りで子供たち全員登山が好き。それは今でも続く。

毎年、夏行事の一つは、8月の家族での鳥海山(2236m)登山。次男が幼稚園年長組の時は、10時間かけて往復。これも懐かしい思い出。その次男は、子天狗のように山を駆け登り今、高校の山岳部部長。

さらに、「男同士の旅」と称して、私と長男及び次男で会津や、新潟及び佐渡へのドライブ。これらも楽しい思い出。この「男同士の旅」は、娘たちも参加を希望し、「私と子供たちの旅」に発展。懐かしい。

今年のプレゼントは、私が好む3種のお酒とバリカン及びTシャツ。そして、私の好きな石原裕次郎さんのCD。全て嬉しいプレゼントですが、クニオの切り絵の表紙、「子供達が寄せ書きしたカード」が最も嬉しいプレゼント。



「母子家庭」でありながら、子供達は何となく父親の背中(?)を見ているようです。

今年の子供達の寄せ書き、私へのキーワードは、「情熱、夢、楽しみの発見とその継続」。

親馬鹿な親父が文章にすると、「父は、今なお情熱を持って夢を描き、楽しみを見つけてそれを楽しく継続。これからも健康で人生を楽しんで欲しい」。

寄せ書きから成長している子供達を感じます。親父も成長せねばと思う。刺激と元気を与えてくれる子供達。有難い。

2024年6月16日、父の日。本日は、「「父の日」、子供達との楽しい思い出」を少し記しました。「父の日」、いいですね。子供達に感謝です。

『人間の成長・家庭の力』(安岡正篤 一日一言)

「人間は、妻子を持ち、友を知り、多くの人と交わり、ある程度の年齢に達して、ようやく本当の意味での学問・求道ということがわかり始めます」。

「家庭というものは全く人間生活の基礎であり民族興亡の依所でありますから、これを出来るだけ正しく、美しく、力強くしてゆかねばなりません」。

「その為には、なるべく家族水入らずの気安さ、子ぢんまりとした手入れのとどく住宅、決して贅沢ではない衣食、静かで、考える余裕のある生活、濫(みだり)にならぬ社交が必要であります」。

「家庭を失いますと、人は群衆の中にさまよわねばなりません。群衆の世界は、非人間的世界です。人は群衆の中で却って孤独に襲われ、癒やされることのない疲労を得るのです」。

「これに反して良い家庭ほど人を落ち着かせ、人を救うものはありません」。

今までも、今も、これからも『家庭の力』、重要に思います。