2024-05-22

鼓童 One Earth Tour 2024 を聞く

今年8月古希の私。子供たちから古希の祝いに「鼓童」のチケットが届き、家内と「鼓童」を聞きに行く。本日は、「鼓童」と和太鼓について少し記します。

「鼓童」という太鼓芸能集団、知りませんでした。「鼓童」のHPによると「太鼓を中心とした伝統的な音楽芸能に無限の可能性を見いだし、現代への再創造を試みる集団」。

「「鼓童」とは、人間にとって基本的なリズムである心臓の鼓動から音(おん)をとった名前で、大太鼓の響きが母親の胎内で聞いた最初の音(心音)を想起させることによるもの」。

「そして「童(わらべ)」の文字には、子どものように何ものにもとらわれることなく無心に太鼓を叩いていきたいという願いが込められている」。

「1981年、ベルリン芸術祭でデビュー。以来50以上の国と地域で7,000回を超える公演を行なう」。

「なかでも、多様な文化や生き方が響き合う「ひとつの地球」をテーマとした「ワン・アース・ツアー」は、世界各地で4,200回を数えている」。

「長年にわたる海外公演を通じて、舞台芸術の世界に日本発祥の「Taiko」という演奏ジャンルを確立し、日本文化の海外発信、国際文化交流の推進に多大な貢献。2023年には文化庁長官表彰を受賞」。

迫力と多彩な演奏。さらに太鼓を叩く動作が芸術的。太鼓を聞くだけでなく、その動作も感動。

若い女性の巧みなバチさばきも素晴らしい。演奏の最後は、裸に締め込みの若人が超大太鼓を叩く。筋肉美の若人が、太鼓を叩くと鍛えられた筋肉が躍動。見ごたえがある美しいシーン。

80分の演奏を楽しみました。日本の伝統文化、その良さを再発見。

和太鼓は、私にとり馴染みのある楽器の一つ。祖父が、神社の総代で頻繁に神社に行く機会があり、毎年秋、故郷の神社で「石見神楽」の奉納等、太鼓は身近な存在。さらに、我が家には、小太鼓がありました。

我が家での秋祭り等、親族が集まりお酒が入ると小太鼓を叩いて宴会が盛り上がる。また、子供の頃、友達と神社に行き太鼓を叩いて遊ぶ。太鼓叩き、簡単でないことを子供の頃から知る。

「鼓童」の演奏を聴き、「石見神楽」や子供の頃に太鼓で遊んだことを思い出す。

日本の伝統芸能、「Taiko」、良いですね。「鼓童」を聞く機会を与えてくれた子供たちに感謝。

『元気』(安岡正篤 一日一言)

「われわれは「気」を養うということが、一番根本の大事だ。いわば生のエネルギーを養うということ、言い換えれば「元気」ということが一番である。元気がないというのは問題にならぬ」。

「しょぼしょぼして、よたよたして、一向に反応がないなんていうのは、論ずる価値がない。とかく人間は有形無形を論ぜず、元気というものがなければならない」。

「元気というものは、つまり生気である。生のエネルギー、生々(いきいき)しておるということである」。

『元気』、重要です。