2022-08-17

夏の甲子園、島根代表浜田高校初戦を飾る

故郷島根のお盆、お昼は高校野球観戦が定番。今年の島根県代表は、18年ぶりの県立浜田高校。本日は、高校野球について少し触れたいと思います。

島根県は、東側が出雲部、西側が石見部と2大別。石見と出雲では、言葉や人の性格も異なっているとのこと。

私の出身地、石見はあっさりとした性格で、なまりのない言葉であるのに対し、出雲はネチッコイ性格とズーズー弁であると聞きました。

私が中学生の頃、石見部県立高校の雄は浜田高校、出雲部は松江北高校でした。いわゆる「進学校」。浜田高校は、進学校であり高校野球も強く、甲子園に春夏16回出場で、1998年はベスト8。

島根は人口が少なく、それに依存して高校の数も多くありません。甲子園出場の常連、某私立高校は関西の高校から野球留学生が多く、今年度のベンチ入り18名の全てが県外者。

そんな中での浜田高校の出場を嬉しく思いました。浜田高校野球部OBのプロ野球選手は、近鉄で捕手、その後、監督になった梨田さん。さらに、ダイエーの投手として活躍し、大リーガーになった和田さん。

梨田さんは、私の1年先輩で生年月日は、私と全く同じ8月4日。不思議な縁です。和田さんがピッチャーの時は、甲子園でベスト8。

昨日3回戦があり、浜田高校は、山口県代表の下関国際高校に敗退、残念。残念ながら24年ぶりのベスト8、準決勝進出は叶いませんでした。

浜田高校の選手の皆さん、よく頑張りました。また、来年も甲子園に行って下さい。夏の甲子園、日本の夏、いいですね。

『四耐四不訣』(安岡正篤 一日 一言)

「冷に耐え、苦に耐え、煩(はん)に耐え、閑(かん)に耐え、 激(げき)せず、躁(さわ)がず、競(きそ)わず、随(した)がわず」 、もって大事を成すべし。

 「人間は世間の冷たいことに耐えなければならない。苦しみに耐えなければならない、わずらわしいことにも耐えなければならない、ひまに耐えなければならない」。

「大事をなさんとする者は興奮してはいけない、ばたばたしない、つまらぬ人間と競争をしてはいけない、人のあとからのろのろついて行くのは最もいけない」。

『四耐四不訣』、ふと思い出しました。「大事をなす」時の重要な箴言に思います。