2024-09-09

松ヶ岡の秋祭り、五穀豊穣に感謝

農業を主たる生業としていた地域、松ヶ岡では、春と秋にお祭りがあります。そして、秋祭りでは、今年の農作物、五穀豊穣を感謝し、お祈りを捧げます。

昨日は、秋祭り、本日は、松ヶ岡の秋祭り等を一部再掲も含め少し記します。

お祭りでは、当屋から御神輿が出て、小中高校生等の鼓笛隊と一緒に集落を行進。

我が家は、松ヶ岡に来て3年目に当屋を依頼され、当時を懐かしく思い出す。

当屋組が祭事当番となり、蚕業稲荷神社を清掃し、神社前に赤い小さな幟も立てます。さらに、神社への沿道には手作りの灯籠。お祭りの雰囲気がでます。


集落を行進していた御神輿が蚕業稲荷神社に帰ってくると、神社で神事。神事終了後は、松ヶ岡の本陣で直会

松ヶ岡では、常会や直会等は、年齢順に着席。17年前に移住したときは、元気なご年配の方々も多く出席され、私の席は、末席に近い場所。

移住して17年、何時の間にか最上席に近く、世代の入れ替わりと月日の早さを感じる。

両隣の方と差しつ差されつの直会。多くの農村が少子高齢化による人口減。松ヶ岡も例外ではなく、昨年は松ヶ岡の変革のための委員会が立ち上がり、将来の松ヶ岡について検討。

そのような状況もあり、直会では、松ヶ岡の行事や奉仕作業の現状や今後について意見交換。また、集落の方々と多面的な情報交換も直会の果たす機能の一つ。貴重な情報交換。

松ヶ岡の秋祭りに子供の頃、島根の田舎の「春日神社」での秋祭りを思い出す。

祖父が、長い間、神社の総代を務め、毎年、隣町の宮司さんが我が家で着替え、お祭りが終われば我が家で直会。

私の故郷の秋祭り、集落の住民の楽しみの一つは、石見神楽の奉納。夜10時から翌朝6時まで、夜通しでの神楽。楽しいお祭り。

秋祭り、松ヶ岡の方々と多面的な情報を交換し、元気な皆さんにお会いした楽しいひと時。直会、重要に思います。皆さんに感謝です。

『笑いと成長』(平澤 興 一日一言)

「ある人が申しました。どこまで笑って暮らせるかということで、その人の人間としての成長がわかると」。

「ある人は80のところでもう怒ってしまう、ある人は70のところでへこたれてしまう、ある人は95くらいのところまでは我慢できる等々です」。

「どこまで我慢できるか、どこまで心の平和を保つことができるかというような高さが、その度盛りが、人間の成長度を示す」

「どこまで我慢できるか、どこまで心の平和を保つことができるか」。『笑いと成長』、胆に銘じます。