2024-09-16

お盆、男同士の旅:(3)中学クラス会

1ヶ月前の8月16日、10年ぶり中学校のクラス会、古希を楽しむ。遠い昔のような気がする。少し記します。今回のクラス会、私は「言い出しっぺ」。昨年3月に世話人会を立ち上げ、それからクラス会企画を考え続ける。

写真は、「中国太郎」の異名を持つ、我が故郷の「江の川」。小学生の「夏休みの友」。

まずは、企画力と行動力のある女子、アヤコ姐さんに共同世話人を打診。快諾。まずは、大きな第一歩。

世話人の我々2人は、山形と大阪在住なので、地元の同級生、町会議員のシュウちゃんとユウコ姐さんに世話人を打診、快諾。さらに前進。

世話人4人組が揃い、世話人のラインを立ち上げてクラス会に関する意見及び情報交換をしながら準備を進める。この世話人4人組がとても上手く機能し、楽しみながら準備が進行。


クラス会の趣旨は、”楽しいひと時を共有し、80歳に向かい、さらに元気になる”こと。キーワードは、「昔を思い出す」、「楽しむ」、「元気を出す」として、同級生に返信ハガキを同封したクラス会案内を郵送。

届いた返信ハガキを懐かしく読む。同級生36名、多くは、55年ぶり、ハガキでの近況報告。


世話人会、まずは、会場の選定から開始。旅館や温泉のある保養施設等も候補に挙がったが、小学校時代に友と遊び学んだ「学び舎」、小学校跡地に建てられた「川越生涯センター(公民館)」に決定。

案内本文には、「60年以上前に楽しく遊んだ小学校跡地で昔を懐かしく思い出し、小学生や中学生の頃に帰って昔の日々を楽しく語り合いたいと思います」と記す。

そして、「クラス会出席後は、出席前より元気になるのが目標です。皆で元気になりましょう!お忙しいとは思いますが、万障繰り合わせの上、多くの方がご出席されるのを楽しみにしています。川越でお会いしましょう!待っています!」と締めくくる。


クラス会プログラムは、1.開会の挨拶、2.故人となった級友への黙とう、3.小学校校歌斉唱、4.乾杯、5.思い出のスライドショー、6.思い出のクイズ(豪華景品あり)。

7.中学校校歌斉唱、8.一人ひとりの語り、9.参加できなかった友人からのメッセージ紹介、10.ユウコ姐さん及び有志のフラダンス、11.「故郷」合唱、12.閉会の挨拶。

地元在住のユウコ姐さんが、素晴らしいクラス会看板を作成し、飲み物等の買い出しを完璧に遂行。有り難い。当日、朝一番4人の世話人で進行等の打合せ。11時30分開始が、10時過ぎに同級生がボツボツ参集。


集まった同級生と「お酒の練習(?)」を開始したのが10時30分過ぎ。四方山話に花が咲く。11時には参加者が全員集まり、開会の宣言。中学校を卒業後55年ぶりに再会する友人もあり話が盛り上がる。

アヤコ姐さんが手作りコースターを全員分作成し、皆に配布。手作り感が良い雰囲気を醸し出す。私は、クニオのコースターとその原板をもらう。有り難う。


今回のクラス会、小中学校時代を思い出すのが重要事項の一つ。その流れで、私が娘の協力の下、「思い出のスライドショー」を作成し、披露。同級生から写真を送って貰い編集し、音楽と一緒に放映。皆若い。昔が懐かしい。続いて世話人のアヤコ姐さん企画の「思い出のクイズ」。2チームに分かれて質問に対する答えを紙に記す。

例えば、「小学校1年生の担任の名前は?大石先生」、「6年生担任の先生の机に入っていた飲み物は?ポケットボトルのウイスキー(何故、机の中にあったか不明。酒好きだった)」、否が応でも昔を思い出す。


プログラムのメインは、「一人ひとりの語り」。参加者が小中学校の思い出やこれまでの人生を語る。

中学校時代に長距離の選手だったミツアキクンは、「走る人生」を語る。古希の今でも、1年間にいくつかのフルマラソンに参加。さらに100キロのウルトラマラソンにも参加したとか。凄い。

出席者13名、中学校卒業後の人生を味わい深く聞き、学ぶ。11時から初めて3時30分の終了予定が、1時間延長の4時30分にお開き。5時間30分の「古希のクラス会」、話は尽きない。


スペシャルプログラム、フラダンスを習っているユウコ姐さんの上手なフラを鑑賞。そして、「故郷」を大合唱。ユウコ姐さんとシュウちゃんの閉会の挨拶で10年ぶりのクラス会が楽しく終了。

皆に会えてとても楽しく嬉しかった。クラス会を企画して良かったと思う。世話人のアヤコ姐さん、シュウちゃん、ユウコ姐さんや忙しいところ参加してくれた友人に心から感謝。

80歳になったら、また、元気で会いたいと思う。


私のスライドショーで使った作詞西沢爽、作曲遠藤実、歌舟木一夫の『仲間たち』。この曲ネットの学生時代スライドショーにBGMとして頻出。この歌を知らなかったが、昭和の良い「味」が出て、好きになる。

1.♪歌をうたっていたあいつ♪ 下駄を鳴らしていたあいつ♪
♪思い出すのは故郷の道を♪ みんな一緒に離れずに♪ 行こうといった仲間たち♪

2.♪帽子まるめているあいつ♪ リンゴ囓っているあいつ♪ 
♪記念写真はとぼけていても♪ 肩をならべたツメエリにゃ♪ 夢をだいてた仲間たち

3.♪手紙よこせというあいつ♪ あばよあばよというあいつ♪
 ♪口じゃ元気にどなったくせに♪ 僕が故郷をたつ朝は♪ 涙ぐんでた仲間たち♪


『相棒』(安岡正篤 一日一言)
「物事を研究する秘訣は、相棒を見つけることだ。相棒は人間でも書物でもよい。自分が真剣になりさえすれば必ず見つかる」。

今回のクラス会企画で、『相棒』の重要性を再確認。有り難う。