2022-09-04

人生百年時代の今、テニスを楽しむ老婦人

人生百年時代の今、病院のお世話にならず「ピンピンコロリ」で天国に行くのを目指し、日々の生活、飲食の節制も心がけ、運動を習慣とした生活を送っています。

心がけている運動の一つがテニス。70歳まで後3年間は、テニススクールで若い人と対等にテニスを楽しむ予定。本日は、テニススクールとそこでの出会い等を少し記します。

このスクールでは、初級、初中級、中級、中上級と4つのレベルがあります。2年前に入会した時は、中級でそこから中上級を目指して練習に励んでいました。

約1年前に調子が良くて張り切り過ぎ、頸椎を損傷して右腕が上にも横にも全く上がらず、力も入りませんでした。

約6ヶ月間、テニスを中止し、毎日、独自のリハビリに専念。少し腕が動くようになると、テニスの虫が出てきてムズムズ。一大決心(?)をし、レベルを落として初中級で修業。

ある日、所用で初中級に出席出来ず、振り替え受講で初級クラスに出席。初級、初中級、中級のクラスを経験し、ランクが上がるほど、参加者のレベルの差が小さくなることを発見。

これはレベルが上がるほど淘汰圧が出席者に働き、出席者のレベルの差が小さくなるのかと思いました。

初級クラスは、20代から70代の老若男女がレッスンを受講。老婦人が、レッスン中に私の方にやって来て、「クラスの振り替えですか。お幾つです」と問われ、「まもなく70歳です」と少しサバを読みました。

そうしたら、そのご婦人「私は今、77歳です」とのこと。ウウウ、とても驚きました。そして、「家にいてもつまらないのでテニスに来ています」と一言。イヤー、凄い。

77歳ですので、過激に動き回ることは難しいですが、ラケットさばきは上手。ストロークやボレー等は充分に楽しめます。77歳でテニス、健康と若さの維持の秘訣かも知れません。

朝農業や忠犬クニオとの朝散歩後、毎朝、ラケットの素振り。さらに、ダンベル等を使い右腕のリハビリで今、7割方ラケットが振れます。時々、テニスの月刊誌『スマッシュ』も復習し、完全復活に余念なし。

ラケットが振れずに悔しかったレッスンの日々が今、楽しいレッスンに変貌。9月から新たなレッスンの開始ですが、12月からの中級復帰を目指し、楽しく元気に汗をかく予定です。

レッスンの90分間は、全ての事を忘れてボールを追い、テニスに集中。この集中する時間は気持ちがよく、私には必要な時間です。また、大量の汗をかき疲労困憊しますが、このひと時、私には重要な時間です。

70歳までテニスを目指している私、老婦人にお会いし70歳以降も、挑戦したく思います。人生での出会い(?)重要に思います。老婦人に感謝です。

『縁尋機妙 多逢聖因』(安岡正篤 一日一言)

「良い縁がさらに良い縁を尋ねて発展していく様は誠に妙なるものがある。これを縁尋機妙(えんじんきみょう)という」。

「また、いい人に交わっていると良い結果に恵まれる。これを多逢聖因(たほうしょういん)という」。

「人間はできるだけいい機会、いい場所、いい人、いい書物に会うことを考えなければならない」。

『縁尋機妙 多逢聖因』、実感します。